現代スマホが現代に及ぼす影響は計り知れないです。例えば、夜のスマホは、ブルーライトによって睡眠の質を低下させる要因になります。なぜ人間はスマホに簡単に手をのばしてしまうのでしょうか？スマホの通知音を過剰なまでに気にしてしまうのでしょうか？
人間はドーパミンを得ることで快楽を得ます。新たな情報を手に入れた時や、美味しいご飯を食べた時などにドーパミンは分泌されます。ポテチがやめられないのもこれが原因になります。スマホは簡単にドーパミンを得ることができるのです。人間は楽して手に入るものを求めます。当たり前です。人間の長い歴史の中で生きることを最重要任務と考えていたのですから。
それもそのはず、人間が生まれてから今までを１日とするとデジタルデバイスが生まれたのは23時59分59秒なのですから。人間の脳みそはITに適応されていないのです。とくに、若者は、頭で考えて行動する前頭葉の発達が未完成であり、ドーパミンの放出量が最も多いであるので、なおさらスマホに手を伸ばしがちです。誘惑が多いこの現代では何をすれば自分の生きたい人生を歩むことができるようになるのでしょうか？
答えは運動です。運動は先に述べた問題点を全て解決することができるスーパーアクティビティです。まず、運動は脳に血流を送ることで、脳の成長を促します。そうすることで、前頭葉や、海馬などが発達します。記憶力も向上すること間違いなしです。次に、運動はたくさんのドーパミンを放出する活動です。スマホよりもです。楽しむことで、１日のドーパミンを放出することができます。ちなみに、ADHDはドーパミンの受容体が壊れている病気なので、たくさん行動することで、ドーパミンを得ようとしているという背景があります。ADHDやうつ病にも運動は良い効果があります。
ただし、過度な運動は脳よりも、筋肉に栄養が届いてしまうので考えものです。個々人にあった適度な運動をすることで豊かな人生を送っていきましょう！